1日1県、中国地方をぐるりと巡る一人旅
宿やざっくりとした予定しか考えずに、車で中国地方を巡る旅をしました。
「日本海を見たい」というのが発端で思いついたのですが、ちょうど秋半ばでドライブにも最適な季節でした。
広島ぐらいしか訪ねたことがなかったので、県ごとに変わる街の風景でさえ刺激的です。
山口では鍾乳洞を堪能し河豚を食べるといった定番の観光もしつつ、走っている時に見かけた看板で立ち寄った風穴で涼をとったり、
美味しそうな食べ物を見つけては買ってみたりと、毎日夜までに次の宿へ着けばいいという感覚で巡りました。
しっかり予定を立てるのも効率的ですが、何も考えないで出かけると思わぬ出会いがあったり、あまり有名ではない名所にたどり着いたりするので日々楽しかったです。
島根では出雲大社、松江城など初めての場所に行き、シジミの丼を食べたときにはその大きさに驚きます。
翌日の鳥取では、通称ベタ踏み坂の江島大橋も体験し、水木しげるロードまで出向きました。妖怪の銅像が可愛くて写真もたくさん撮った場所になります。
穏やかでしたが、日本海は瀬戸内や太平洋と違う色でとても綺麗な海です。車でずっと走っていきたいなと思いながら運転できました。
岡山では2時間サスペンスドラマで見た記憶のある、桃太郎伝説の中の鬼の住む洞窟へ行きたかったのですが、その日は豪雨で山への入り口までで引き返してしまい残念でした。
しかしその後行った吉備津神社の鳴釜神事は体験しました。
正直なところ音はよくわからなかったのですが、自分の気持ち次第というところもあるらしいので、吉と捉えることが良い方向に向かうことなのだと思います。
最後は倉敷のアイビースクエアに宿泊して、ゆったりした気分でしめくくりです。広島は通過しただけになりましたが。
一気に中国地方を巡ってみると、狭い日本ですが様々な観光地や風土を感じることができて楽しみも倍になった気がします。
長期のお休みが取れるなら、またどこか地域を決めて周ってみたいと思います。